![]() 新緑の良い季節になりましたね。
先日、読売新聞を読んでいたら、炭屋旅館の女将の取材記事が 載っていました。 最近、「おもてなし」という言葉ばかりが表に出ている感が ありますが、多くは本来の意味とはかけ離れているように 思います。 「お客様に迎合すること」、「豪華絢爛に演出すること」、 「マニュアル化すること」、これらは本来の「おもてなし」 ではないというのが、記事を読んでいて伝わってきました。 私自身、3月半ばにこの旅館での和の香りの文化イベントをさせて いただいた際に、伺って女将とお話させていただきました。 その時に炭屋旅館や女将の雰囲気から感じたことはやっぱり そうだったのかと納得できる記事の内容でした。 炭屋旅館は御三家と呼ばれる3つの旅館の中で、他の2つの 旅館と異なり、独自の閑雅な雰囲気があります。 一方、女将をはじめ、この旅館を切り盛りする人たちからは 伝統を守る誇りと力強さも感じられます。 また、京都一と言われる本格的な日本料理からは 受け継がれた京都の真の料理人の技と心が感じられます。 すべてがシンプルですが、圧倒的なものを感じさせられます。 一度、宿泊した方々が数年経って「また炭屋旅館に泊まりたい」 「両親など大切な人を連れていきたい」と思わせ、秘めたる力を 持っている唯一の老舗旅館と言っても過言ではないですね。 炭屋旅館には、京都の文化、誇り、日本で暮らす人の心の 原点として、いつまでも残っていてほしい、という思いが 自然にこみ上げてきます。 ![]() |
癒しの香りfrom京都 |
素敵な和モダンの世界を香りと共に京都からお届けします
プロフィール
|
Author:キョウ
|
![]() |
カテゴリー
|
|
![]() |
最近の記事
|
|
![]() |
ブログ内検索
|
|
![]() |
RSSフィード
|
|
![]() |