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本来の「おもてなし」の意味
新緑の良い季節になりましたね。

先日、読売新聞を読んでいたら、炭屋旅館の女将の取材記事が
載っていました。

最近、「おもてなし」という言葉ばかりが表に出ている感が
ありますが、多くは本来の意味とはかけ離れているように
思います。

「お客様に迎合すること」、「豪華絢爛に演出すること」、
「マニュアル化すること」、これらは本来の「おもてなし」
ではないというのが、記事を読んでいて伝わってきました。

私自身、3月半ばにこの旅館での和の香りの文化イベントをさせて
いただいた際に、伺って女将とお話させていただきました。

その時に炭屋旅館や女将の雰囲気から感じたことはやっぱり
そうだったのかと納得できる記事の内容でした。

炭屋旅館は御三家と呼ばれる3つの旅館の中で、他の2つの
旅館と異なり、独自の閑雅な雰囲気があります。
一方、女将をはじめ、この旅館を切り盛りする人たちからは
伝統を守る誇りと力強さも感じられます。
また、京都一と言われる本格的な日本料理からは
受け継がれた京都の真の料理人の技と心が感じられます。
すべてがシンプルですが、圧倒的なものを感じさせられます。

一度、宿泊した方々が数年経って「また炭屋旅館に泊まりたい」
「両親など大切な人を連れていきたい」と思わせ、秘めたる力を
持っている唯一の老舗旅館と言っても過言ではないですね。

炭屋旅館には、京都の文化、誇り、日本で暮らす人の心の
原点として、いつまでも残っていてほしい、という思いが
自然にこみ上げてきます。

【2014/05/06 18:17】 | 日記その他 | トラックバック(0) | コメント(0)
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